優しい視線。

シトシト雨の降る寒い一日でしたが

私は母と、お芝居を観に行って来ました。

「かもめ来るころ」という演目。

高橋長英さんと斉藤とも子さんの二人芝居。

シンプルにメッセージが真っ直ぐ伝わってくる

まるで本を読んでいるような感覚になるお芝居でした。

「豆腐屋の四季」の著者である松下竜一さんとその妻のお話。

環境問題、人と自然との付き合い方、

正しい事をすることが難しいという悲しい現実....

７０年代のお話だったけど、このテーマは今も変わらない。

それ自体がまた悲しい現実だな...。

この夫婦のように、ひとりひとりが

優しい視線で物事を見る事ができたら、少しずつ

世の中は変わるのかもしれない。

とても考えさせられる、素敵なお芝居でした。感謝感謝。

そして両国も初めて歩いたよ。なかなかおもしろいね。

駅からちょっと歩いた所にあるベニサン・ピットという

この劇場も小さいけれどとっても雰囲気のある空間。

外観も、なんとも不思議。渋い。昭和な感じ。

しかも、私の母は墨田区生まれで

両国と錦糸町の間あたりに子供の頃住んでいたらしく、

早めに両国に着いた私達は、母のルーツを辿る旅に！（笑）

母が通った小学校を見つけたり、とっても楽しい散歩だった。

雨だったのがちょっと残念。←またやってしまった雨女..... (T^T)

こんどは、また晴れた日に行ってみたい。

ちゃんこ鍋も食べたい。相撲も観てみたい。

では渋谷Spuma のライヴに備えて早く寝ま〜す。